初駅伝はエース区間

トップでたすきを受け取った吉居選手でしたが、社会人になって初の駅伝で、しかもエース区間というプレッシャーからか体の動きが悪くなり、トヨタ自動車はこの区間でトップを明け渡してしまいました。

悔しさが残ったレースとなって、タスキを渡した後は崩れ落ちました。レース後の、報告会では…

(吉居選手)
「こんなにもたくさんの方が応援してくれたにもかかわらず、ふがいない走りになってしまって…またこれから頑張りたいと思います」

大勢の支援者の目の前で、悔し涙を流したルーキーは気持ちを切り替え、来年元日の大舞台、ニューイヤー駅伝に挑みます。

(吉居選手)
「今度こそ応援してくれる方にいい走りだったり、チームも個人もいい結果というのを見てもらいたいので、今度こそという気持ちで走りたいなと思います」

2度目の駅伝で吉居選手がリベンジし、王者トヨタ自動車が連覇を果たすのか。全国の実業団のトップランナーが群馬県に集結して争う注目のニューイヤー駅伝は、元日午前9時15分にスタートします。