2034年度の完成を目指す設楽ダムの本体工事着工式が、愛知県設楽町で行われました。

(中部地方整備局 佐藤寿延局長)「引き続き、ダム建設と地域振興の両輪を全力で回していくことを約束し、事業を進めます」

着工式には、東三河地域の市長や関係者ら128人が出席しました。

設楽ダムは、高さ約129メートル、総貯水容量が東京ドーム79個分にあたる9800万立方メートルのダムで、豊川の河口から約70キロ上流の場所に建設が進められています。

総工費は約3200億円で、2034年度の完成を目指しています。

着工式では鍬入れを行って工事の安全を祈願したほか、地元伝統の田峯歌舞伎が披露されました。