「人の役に立ちたい」と大手製薬メーカーへ

自分もワクチンに関わる仕事をしていた晃大さん。
国内有数の大手製薬メーカー「Meiji Seika ファルマ」でMR(医薬品の営業職)として働いていたのです。

(影山均さん)
「内定もらったときは本当に喜んでいました。やっぱり『人の役に立ちたい』というのがあった。薬を届けて体のケアをする。その中のパーツを担当できたら良いなと思ってたんだと思う」

そして、父親の均さんが取り出したのが1冊の本。

(大石アンカーマン)
「これはチームKという方々が著者と。このKは晃大さんのKなんですよね?」

(影山均さん)
「そういうチームになってますね」

新型コロナワクチンの安全性に疑問を提示するこの本は、晃大さんの死をきっかけに「Meiji Seika ファルマ」の同僚たちが匿名で書いたといいます。