将棋の藤井聡太五冠が、タイトル3連覇に王手をかけていた「王位戦」第5局で、挑戦者の豊島将之九段に勝ち、20代初のタイトル防衛を決めました。

5日から静岡県牧之原市で行われていた王位戦七番勝負第5局。
ここまで3勝でタイトルに王手をかけていた瀬戸市出身の藤井五冠が、愛知県一宮市出身の豊島九段に128手で勝ち、「王位」3連覇を達成しました。
ことし7月に20歳になった藤井五冠にとって20代初のタイトル防衛です。
今年度、「叡王」「棋聖」に続き3つ目のタイトルを防衛した藤井五冠。
次の防衛戦は来月7日から始まる竜王戦七番勝負で、将棋界最高峰のタイトル初防衛を目指し広瀬章人八段(35)の挑戦を受けます。