まだまだ厳しい暑さが続く中、季節を移ろいを感じることができる生け花の作品展が名古屋で始まりました。


名鉄百貨店で4日に始まったのは、江戸時代から260年余りの長い伝統を持つ生け花の流派「松月堂古流」の作品展です。
会場には、リンドウなどの花の背景に和紙を使って中秋の名月を表現した作品など、約280点が展示され、初日は開場と同時に多くの人が訪れました。

華麗な生け花の世界ですが、近年は物価高騰の影響があるといいます。
(松月堂古流 13代家元 植松賞月斎さん)
「為替の影響で輸入される花が大変高くなってしまって、それでもやはり来てもらえる人にいい花をと(思って開催している)」

花に想いを託し続ける松月堂古流いけばな展は、9月9日まで開かれています。










