「私たちの言うことを全然聞いてくれません」

(シンガポール動物園 タロウの元飼育員)
「タロウは好奇心旺盛で、やんちゃな男の子です。私たちの言うことを全然聞いてくれません」

飼育下で育ったタロウは人慣れしていたと思われると話すのは、爬虫類に詳しい伊豆の体感型動物園「iZoo」の白輪園長です。

(体感型動物園 iZoo 白輪剛史 園長)
「コモドドラゴン自体が夜行性ではなく昼行性。昼間に歩くタイプのトカゲ。“のしのし”と歩いて徘徊(はいかい)するので、そういった姿は見ていて楽しいと思います」

この映像はタロウがシンガポール動物園を旅立つ時のものです。

飼育員に近づくと差し出されたエサにかぶりつきます。

そして、自らゆっくりと輸送用の木箱の中へ。

その後タロウは動物園のトラックでシンガポール空港に移動しました。

タロウを載せた貨物機は17日未明にシンガポールを離陸し、午後に成田空港に到着。

この後、休憩を挟み18日にトラックで名古屋にやってきます!

実に30時間以上にも及ぶ長旅です。