豚肉が「歴史的」に急騰しています。愛知県豊橋市にある老舗精肉店を訪れると…

(鳥市精肉店 市川勝丸 代表)
「牛・豚・鶏のエサ代の高騰がすごく大変。大きい要因は円安」

この店ではブランド鴨の飼育も行っていて、エサ代はコロナ禍前の1.3倍から1.5倍になっているといいます。

(鳥市精肉店 市川勝丸 代表)
「(1ドル)160円台まで上がるとは思っていなかった。今後も続くとコストが大変になる」

中でも、特に仕入れ価格が上がっているのが…。

(鳥市精肉店 市川勝丸 代表)
「国産の豚肉(食肉)の市場価格が、すごく高騰している。何十年ぶりの歴史的な(高)相場を記録している」

東京、大阪、名古屋の市場で取引された豚肉の週ごとの価格は、3月後半には1キロあたり500円台だったのが、先週には849円と「急騰」。

去年(2023年)、おととし(2022年)と比べても150円近く高いことが分かります。