洞窟探検のケイビングに“もってこいの場所”だった
古戸の風穴の前では、鍾乳洞に入る人たちがけがをしないよう、安全祈願祭が行われていました。

始まるのは「洞窟探検ツアー」。狭すぎると開発を断念した鍾乳洞は、洞窟を探検するケイビングに、もってこいの場所でした。
ツアーを運営する「asobibito~遊び人~」の松下剛士さんは、探検家として国内外の様々な洞窟に足を運びながら、岐阜県の洞窟でケイビングのガイドも行ってきた、まさに“洞窟のプロ”です。


(asobibito・松下剛士さん)
「自分の経験やスキルを生かして、地域が活性化し、町が潤うなら、やりがいが持てる」
松下さんは2024年2月に東栄町に移住し、地主の伊藤さんの許可を得て内部のルートを確認。この春から本格的にケイビングツアーを開始しました。観光客を呼び込む新たな動きに、地元の期待も膨らみます。

(「古戸の風穴」の地主・伊藤明博さん)
「亡くなった父も喜んでいるだろうし、地域の活性化に期待している」