エアコン節電方法 風量は「弱」or「自動」? 風向きは?

まずは、風量の設定。「弱」か「自動」、どちらが節電になるのか…

(ダイキン工業 重政周之さん)
「風量の設定は『自動』にした方が、節電につながる。エアコンは室内機で部屋の中の空気を室内機の中に吸い込んで、室内機の中で空気を冷やしてまた部屋に空気を戻す。風量を『弱』にしていると、室内機に吸い込める空気の量が減ってしまって、『(風量)自動運転』に比べると部屋の中が涼しくなるまで時間がかかるので、そのぶん消費電力が高まってしまう」

(大石邦彦アンカーマン)
「『自動』にすると、いくらくらい節電につながるのでしょうか」

(ダイキン工業 重政周之さん)
「(1か月あたり)990円電気代が抑えられる結果となりました」

そして「風向き」は…

(大石アンカーマン)
「『ななめ下』がいいのか『水平』がいいのか、どちらが節電につながる?」

(ダイキン工業 重政周之さん)
「『水平』にした方が節電につながる。天井の方に暖かい空気が溜まりやすくて、床の方に冷たい空気がたまりやすい。エアコンは天井にたまった暖かい空気を検知して『部屋の中は暑いのでは』と思い、床の方が十分涼しくなっていても、必要以上に動いてしまうことがある。風向を『水平』にすると天井の方にたまった暖気に冷たい空気を吹き出す形になるので、温度ムラが比較的抑えられやすい」

(大石アンカーマン)
「風向き、風向を『水平』にすると、一か月でいくらくらいの節電につながる?」

(ダイキン工業 重政周之さん)
「1か月に換算すると、930円くらい電気代が抑えられる結果になった」

さらに!

(大石アンカーマン)
「設定温度を『1℃下げる』のと、風量設定を『強』にするのでは、どちらが節電につながる?」

(ダイキン工業 重政周之さん)
「風量を『強』にした方が節電につながりやすくなる」

電気代を上手に節約しながら、夏を乗り越えましょう。