「国の政策が本当に良かったのか、立ち止まって考えるべき」

(京都大学・福島雅典名誉教授)
「国の政策が本当に良かったのか、謙虚に立ち止まって考えるべき。何が起こっているのか、この事実を事実として認めて共有して、そして未来に向かって進んでいきたいと思っている」

今も続くワクチン接種に、薬害のおそれはないのか。専門家の研究や学問の場などに関心は広がっていますが、今回の会見で注目したのは「新型コロナワクチン接種後の報告症例」です。

実は、ワクチンの副反応に関して論文が多数出ているという事なんですね。世界で見て3071。日本は447と、これだけいろんな学会が論文を出しているということなんです。

テーマは何かというと、例えば「血小板の減少」「頭痛」「心筋炎」「血小板減少を伴う血栓症」神経障害の「ギラン・バレー症候群」「アナフィラキシー」「リンパ節腫大」「血管炎」など。

先ほど「全身性」という話もしましたが、ワクチン問題研究会の資料を見てみると、例えば心臓の病気(心筋炎・心膜炎)、腎臓の病気、甲状腺の病気、糖尿病、肝臓の病気、皮膚の病気、中でもやはり「帯状疱疹」に関しては多数論文が出ているということなんです。

その他にも、目の病気、血液の病気(血小板減少性紫斑病など)、血管の病気、神経の病気(ギラン・バレー症候群など)、全身の病気、脳の病気(くも膜下出血や脳梗塞、脳出血、脳脊髄炎)、肺の病気(間質性肺炎)、副腎の病気、リンパ節・リンパ腫、消化管の病気などとなっているんです。

これらの疾患に関する学会の症例報告があるということも、1月の会見で明らかになりました。