大手飲料メーカーのサントリーは22日、名古屋市内で東海・北陸地方の事業活動方針を発表し、去年ビール事業が好調だったことを受け、ことしは生ビールのさらなる市場拡大を目指すことを明らかにしました。

22日の発表でサントリーは、去年は「ザ・プレミアム・モルツ」や「サントリー生ビール」などのビール商品が、コロナ禍から回復した飲食店での需要が増えたことなどから好調な売上だったと説明。

今後は更なる市場拡大に向け、これまでスーパーやコンビニなどの小売店のみだった販売ルートを順次拡することを明らかにしました。

3月からは、東海・北陸地方の約2000の飲食店での提供を目指すほか、試飲イベントも名古屋など各地で開催するとしています。

(サントリー 鳥井信宏社長)
「おもしろいことをどんどんお客様に提案をして、私どもの目的である人間の命の輝きを目指して、これからも一生懸命努力をして参ります」

サントリーは、ことしの東海・北陸地方での酒類の販売目標を前年比103%としているということです。