鳥取海上保安署は22日、鳥取県岩美町西脇海岸に、北朝鮮の木造船の一部とみられる木片が漂着しているのが見つかったと発表しました。

発表によると、22日午後1時45分ごろ、岩美町西脇海岸で、巡回中の職員が漂着している木片を見つけました。

木片の大きさは、全長約3.9メートル、最大幅約1.2メートル、厚さ約14センチで、腐食や浸水を防ぐコールタールとみられる液体が塗られていて、文字や数字などの記載はないということです。

鳥取海上保安署は、板の並べ方やコールタールとみられる液体が塗られていることから、木片は北朝鮮の船の可能性が高いとみています。

鳥取海上保安署は、漂着・漂流する木片には釘などの突起物があり危険なため、上に乗ったり触ったりしないよう呼び掛けています。