国土交通省気象防災アドバイザー 近藤豊さん
「その一つのポイントが大雪の指標となる上空5500mのマイナス30度という温度。これがちょうど沿岸ギリギリのところ動いているんですね。これがもっと南下してマイナス36度辺りも南下してくることがあれば、JPCZが強化されて大雪になるだろうと」

大雪が降る指標となる、上空5500メートルにマイナス30度以下の寒気が南下してくるかどうかが一つのポイントだということです。
そしてそのあと。気になるのが年末の天気です。
国土交通省気象防災アドバイザー 近藤豊さん
「23日の土曜日までは冬型の気圧配置が続いて雪が降るだろう。その後、寒気の下りも弱くなるために、気温も多少上がって、お天気も周期変化に変わっていくだろうと予想されています。年末に向かっても、大荒れというような天気がなさそうなので、雪に対する警戒は必要ないかと読み取れます」

現時点で天気が荒れる予想はなく、今年は穏やかな年末を迎えることができるかもしれません。