コロナ禍や物価高で、客足が減っていた地下食堂が、大混雑となりました。行列の先にあったのは、人気店の「牛骨ラーメン」。背景には、社食離れを解消したい食堂の狙いと、ラーメン店の情熱がありました。

12月20日の正午すぎ。大混雑となったのは人気レストラン…ではなく、鳥取県米子市にある米子市役所の地下食堂です。
客も、そして米子市の伊木市長も、アツアツのラーメンで冷えた体を温めていました。
土江諒 記者
「きょうのような寒い日に、こういったアツアツのラーメン間違いなく美味しいんですけど、牛骨ラーメン深みが抜群ですね。実はこのラーメン、人気牛骨ラーメン店のラーメンなんです」
12月20日限定で提供されたのは、行列必至の米子市のラーメン店「ラーメン悟空」の牛骨ラーメンです。
食堂を運営する魚国総本社 足立力 事業部長
「いやー、びっくりしました。今来たらこんなに列になることが滅多にないことですので。非常にイベントの力というのは大きいものだなと」