ゴルフ同好会会費の私的流用や政務活動費を使った宿泊が問題となっている鳥取県議会の松田正議員に対し、県議会は20日、辞職勧告決議案を可決しました。

これに対し、松田県議は、「極めて重く受け止め、反省している」と述べたうえで、「捜査中のこともあり、司法の判断、今後の動向を見極めながら判断したい」と、直ちに辞職することは否定しました。

米子市選出の松田県議を巡っては、政務活動費を使っての活動内容を報告しないままの60回以上のホテル宿泊や、幹事長をしていた県議会ゴルフ同好会の会費250万円あまりの私的流用などが問題となっていました。

県議会は、この問題を受け、政治倫理審査会を設置。

4日、全会一致で、辞職勧告を議長に求めることを決めたのに対し、松田県議からの反論はありませんでした。

辞職勧告決議案は、20日の県議会本会議に提案され、可決されました。