津山工業高等専門学校 先進科学系 前澤孝信准教授
「日本にはあまりない種である可能性が高いかなというふうに思います。」
なんと、専門家も見たことがない種類とのこと。
写真だけでは特定が難しいということですが、海外に生息している種、もしくは隠岐で独自に変化を遂げた種など、様々な可能性を指摘します。

津山工業高等専門学校 先進科学系 前澤孝信准教授
「あまり人が入らないところというのは新しい種が見つけやすくて、日本でも国立公園に指定されているところなんかは入場規制があるので、そういうところに行くと、新しい種が見つかるっていうのはよく聞きますね」
周囲が海に囲まれ、独自の生態系を維持してきた“ガラパゴス諸島”さながら、隠岐諸島は新種発見の可能性を秘めているというのです。
自然観察指導員 白石泰志さん
「隠岐は“山陰のガラパゴス”的な場所だと思っていて、貴重なものが生息しているし、これからも何か未知の存在というのがまだまだ見つかっていくんじゃないかなっていうのはちょっと期待しています」
白石さんは、今後も「山陰のガラパゴス」で珍しい生き物の発見・調査を続けていきたいとしています。