かつて、商都を象徴する風景の一つとして存在していた全長およそ800メートル、山陰最長を誇った鳥取県米子市の商店街のアーケード通り。
そのうち最後まで残っていた「本通り商店街」のアーケードが完全撤去されることとになり、作業が始まりました。
谷口篤史 記者
「かつて、米子で最もにぎやかだったのがこの商店街、本通り商店街です。そのシンボルともいえるアーケードが完全撤去に向けて動き出しました」
鳥取県米子市の中心部を貫く長~い商店街。そのメインとなる通りが、全長およそ430メートルの「本通り商店街」です。
1972年・昭和47年に当時のお金で1億5000万円の巨費を投じて完成しました。

すでに半世紀が経過し、寄る年波には勝てず、老朽化により、その歴史についに終止符を打つこととなりました。