17日、浜田市で柿の木から降りてきクマと新聞配達員の男性がもみ合いとなり、軽いけがを負いました。
県は早朝や夕暮れ時は特に注意するよう呼び掛けています。


島根県によると17日午前5時半ごろ、浜田市金城町で市内在住の新聞配達中の男性(30代)がツキノワグマに襲われたということです。

男性は新聞をポストに投函しようとした際、音がして振り返ると玄関前に植えてある柿の木から体長1メートルのツキノワグマが下りてきて、一度逃走する素振りを見せるも男性へ向かってきたということです。

男性は持っていた新聞紙で応戦しましたが、体の2か所を引っかかれ軽傷を負ったということです。

これを受け浜田市は市の防災無線で注意を呼び掛けるとともに県が捕獲許可を出し、捕獲檻を設置するなどしました。

県は、早朝や夕暮れ時はクマの行動が活発になるとして、出没情報に注意してほしいとしています。