1本の木に4つの品種のナシが実る「ふしぎなナシの木」。4品種が実るだけでも驚きですが、今年、その木に突如、5つ目の品種の実がなったとの驚きの情報が寄せられ、さっそく取材班が向かいました。5品種が実った理由とは。

鳥取県倉吉市にあるナシのテーマミュージアム「なしっこ館」。その屋外にある「梨ガーデン」にその木はありました。
安松裕一 記者
「吉田さん、こちらの木に普段はならないナシができたと聞いたんですけど」
担当者
「ええ、あちらのナシです」
幹の根元近く、幹に寄り添うように実った青いナシ。これは二十世紀梨です。二十世紀梨自体は珍しくもありませんが、実った木が珍しいんです。
実はこの木、1本の木に赤梨の4品種が実る「ふしぎなナシの木」。
なしっこ館が珍しい展示をしようと、土台となる木に4つの品種を接ぎ木して14年前に植樹しました。
これまでずっと4品種しか実っていませんでしたが、今年、突然…