ロックンロールレコード 木下浩史オーナー
「プレーヤーや針は50年代・60年代、スピーカーも主に60年代ぐらい、アンプは現代ですけど真空管アンプ。
で、レコードは当時のオリジナル盤、本当に劣化していない音が入っていて、生々しさとか迫力とか、ブルースなんかで言うといかがわしい音、いかがわしさみたいなものが感じられた時に、これでいいかなって思って鳴らしています」
木下さんは鳥取県米子市出身で、およそ30年暮らした東京から2年前にUターン。「自分の好きな音楽をずっと聴いていたい」と、今年年6月にこの店をオープンさせました。

これまでに集めた貴重なオリジナル盤レコードは、ざっと2000枚。
どうやって集めたかというと…
ロックンロールレコード 木下浩史オーナー
「海外オークションで出ている、あんまり状態がよくないようなものを買って、一生懸命、自分できれいにして。ただ同じビートルズの例えばプリーズ・プリーズ・ミーでも、納得いく盤に会うまで何度も買い直すんです、同じ盤を。
なので単純に1枚のために5枚・10枚とか何度も買い直して、結果、辿り着いてる1枚です」
マニア垂涎の貴重なオリジナル盤がズラリ。木下さんがそこまで魅了される、オリジナル盤レコードの魅力とは。