鳥取県内の山陰道で19日午後3時ごろ、乗用車がワイヤーロープに接触する事故がありました。こうしたワイヤーロープの接触事故が相次いでいて、今年すでに100件以上の接触事故が発生している箇所もあります。
なぜ、高速道路でのワイヤーロープ接触事故が多発しているのでしょうか。

鳥取県内の山陰道を車で走っていると、こんな光景が、驚くほど多いことに気付きます。

小崎純佳 キャスター
「あちらワイヤーロープが破損しています。ポール6本分ぐらいが無いような状態です」

さらにしばらく走っていると…

小崎純佳 キャスター
「また破損個所がありました。完全にへしゃげています」

さらに別の箇所でも…

小崎純佳 キャスター
「ここもですかね、ちょうどカーブのところですね」

山陰道のセンターラインに設置されているワイヤーロープのポールが折れていたり、ワイヤーが歪んでいたりと破損している箇所が多いことが目に留まりました。

そこで、取材班が鳥取西インターチェンジから日野川東インターチェンジの間の破損箇所を数えたところ、目視で確認できただけで、少なくとも37か所の破損が確認できました。

ワイヤーロープの接触事故は、近年増えているのでしょうか。
そして、ロープに接触してしまう理由とは…