川の上流や中流で生息する国の特別天然記念物オオサンショウウオ。
その巨大な死がいが、鳥取県米子市の海岸で見つかりました。
川にいるはずの生物が、なぜ海岸で発見されたのでしょうか。

土江諒 記者
「波打ち際からすぐ近くのこの辺りに、全長1メートル13センチのオオサンショウウオが横たわっていたということです」

波打ち際を背に地面に横たわる、大きな岩のような物体。
5月28日、鳥取県米子市内の海岸で見つかったオオサンショウウオの死がいです。
全長1メートル13センチもあり、かなりの巨大サイズです。

WeLoveハンザケ!大山のオオサンショウウオを守る会 佐藤亜子 代表
「ここにいた子はこんなに大きくて、顔が20センチ、立派な顔がどーんとあって、ほんと言葉を失いました」

こう話すのは鳥取県大山町を中心にオオサンショウウオの保護活動に取り組む佐藤亜子さん。死がいを発見した住民から連絡を受け、夜、現場に急行しました。

確認すると、目立った外傷はなく、生態調査などを目的としたマイクロチップも埋め込まれてない個体だったことから、この海岸に辿り着いた経緯や死因などは分かりませんでした。

その後、腐敗などを防ぐ為、佐藤さんが一時的に冷蔵保存。
現在オオサンショウウオは、鳥取市の鳥取県立博物館で冷凍保存されています。

WeLoveハンザケ!大山のオオサンショウウオを守る会 佐藤亜子 代表
「このサイズは、私はフィールド調査では見たことがありません。やはり大きかったです。生きてて欲しかったですね」

1メートルを超えるサイズはなかなか見られないというオオサンショウウオですが、ここで1つ疑問が浮かび上がります。
今回、死がいが発見されたのは、鳥取県米子市の海岸の砂浜です。しかしオオサンショウウオは、川の上流や中流を生息域とするはず。
オオサンショウウオは、なぜ海岸で死んでいたのでしょうか。