24日、島根県邑南町のレジャー施設で、ウォータースライダーで遊んでいた男子児童が別の児童と衝突し、意識不明の重体で病院に運ばれ、その後死亡が確認されました。
事故はなぜ起きてしまったのか、日本ウォータースライド安全協会の担当者は、監視員の運行管理が適切でなかった可能性を指摘します。
清水栞太 記者
「現場となったのは、邑南町のスキー場です。このように夏でも一部の施設を開放していて、このウォータースライダーで事故が起こりました」
町や警察によりますと、24日午後2時半ごろ、邑南町の瑞穂ハイランドで、ウォータースライダーの途中で止まっていた町内に住む8歳の男子児童に、別の児童が突っ込みました。
その後、「子どもが水遊び中に泣いていたため木の下で休ませていたところ、しばらくして様子を見に行ったら意識・呼吸がない」と消防に救急要請があり、男子児童は意識や呼吸がない状態で病院にドクターヘリで運ばれましたが、邑南町によりますと、25日午後5時頃に死亡が確認されたということです。
男子児童は、地区の公民館活動で施設を訪れていて、町によると当時、スライダー付近では5人の子どもが遊んでいました。