音声ガイダンスの電話がかかってきて、身に覚えのない未納料金を請求される詐欺が急増しています。こうした中、島根県警が音声ガイダンスを使った特殊詐欺の犯人の音声を公開し、警戒を呼び掛けています。
キャスター 小崎純佳
「先日、私の携帯電話に、非通知設定の音声ガイダンスの電話がかかってきました。詐欺を疑って、画面録画を開始したところ、電話はすぐに切れてしまったんです。」
特殊詐欺の犯人の音声
「NTTファイナンスより重要なお知らせです。現在ご利用中の電話回線にて、未納料金が発生しているため、法的処置へ移行いたします。オペレーターへお繋ぎする場合は「1」を押してください。」
これは、島根県警が先月公開した架空料金請求詐欺の電話の音声です。音声案内に従って、オペレーターに繋ぐと…
「総合ポータルサイト、「スノー」のご登録をいただいておりまして、こちらのご利用料金が1年間長期未納ということで本日ご連絡を差し上げております。」
男性は、身に覚えのない未納料金を請求された上、「きょうが支払いのリミットで明日になると法的手段に出る」と言われました。
男性
「その利用料金は月額いくらになっているんですか?」
犯人
「こちらは950円となっていたんですけども、強制解約の手続きがとられておりますので、解約の違約金、遅延損害金、事務手数料などが含まれまして29万9600円が未納となっています。」
その後、男性は、相手の指示通りコンビニエンスストアで約30万円分の電子マネーカードを購入し、カードのコード番号を相手に伝え、金をだましとられました。
こうした架空料金請求詐欺の被害は、近年、島根県内でも多発しています。
島根県警察本部生活安全部 原孝悦 調査官
「島根県内における特殊詐欺被害の発生状況ですが、令和5年7月末現在で、被害件数は43件、被害金額は、約1億2138万円となっています。この数字は昨年の同時期と比較しますと、件数で8件、金額では約7932万円増加しております。」
特に、被害金額は、去年1年間の被害金額をすでに上回っていて、被害金額が1億円を超えるのも2018年以来とのこと。県警も警戒感を強めています。















