鳥取県鳥取市にあるジャパンディスプレイ鳥取工場が、液晶パネルの生産を2025年3月で終了すると発表しました。
鳥取県 平井伸治 知事
「私共としてもびっくりし、正直残念な気持ちもありますが、これをどういう風に乗り越えていくか。」
鳥取工場は、ジャパンディスプレイの中核として、車に搭載する製品を中心に第4世代に位置付けられる液晶パネルを生産しています。

しかし、発表によりますと、この第4世代より大型でシリコンの技術も進んだ第6世代液晶パネルの方が、今後の需要が見込まれ生産性も高いとして、再来年3月までに鳥取工場の生産を終了することを決めました。
鳥取工場は生産終了後も開発、設計などの戦略拠点として事業を続け、従業員499人は、他の拠点への配置転換も含め雇用を維持する方針です。
鳥取県や鳥取市は、雇用の維持や事業の継続のため働き掛けや支援をしていくことにしています。