隣りの部屋から「助けて下さい」と女性が助けを求めてきました。
島根県浜田市にあるBSS報道部石見支局であった出来事です。
部屋にいたBSSのカメラマンが何事かと部屋をのぞくと、そこには黒い影が。
その正体は、いったい?


「助けて下さい。部屋の中に何かが飛んでて…」

今年6月、浜田市のBSS報道部石見支局にいたカメラマンに隣の部屋から女性が助けを求めました。

カメラマンが隣の部屋をのぞくと…そこには黒い鳥のような影が飛び回っていました。

ブラインドに止まって動かなくなったその影に近づいてみると…。

その正体はなんと!コウモリでした。

三瓶自然館サヒメル 安藤誠也 学芸員
「動画を拝見して、まずアブラコウモリではないかと考えています。発見された場所からいわゆるアブラコウモリで大丈夫じゃないかと思う。」

アブラコウモリ。日本に棲息するコウモリでは唯一、人の家屋を住みかとするコウモリです。

三瓶自然館サヒメル 安藤誠也 学芸員
「夜に蚊や蛾、一部体の大きなコウモリはセミとかコガネムシを食べる。けっこう、大食漢で1日に体重の3分の1から2分の1くらい昆虫を食べる。」

大食漢と言うこのコウモリ。「天然の蚊取り線香」なんだそうです。

三瓶自然館サヒメル 安藤誠也 学芸員
「血を吸うやぶ蚊を1グラム食べようようとすると大体600匹とか700匹。実はコウモリが近くにいると人間の役にも立つ。コウモリが家の周りをたくさん飛んでくれると天然の蚊取り線香じゃないがそんな感じで思ってもらったら。」

屋根裏や換気口などをねぐらにする人間に最も身近なコウモリで、人の目にもつきやすいとのこと。

三瓶自然館サヒメル 安藤誠也 学芸員
「日が暮れて日没後、市街地でもたくさん出てきます。松江や出雲、大田なんかでも見かける。鳥と違って宙返りや急旋回する黒いシルエットが見えれば基本コウモリ。」

身近に潜みカなどを食べてくれるコウモリですが、勝手に捕獲することは鳥獣保護管理法で禁止されています。
さらに、様々な菌なども持っている可能性もあるコウモリ。今回のように部屋の中に入ってきたら、いったい、どう対処すればよいのかと言うと。

三瓶自然館サヒメル 安藤誠也 学芸員
「素手では触らない。手袋を付ける出来れば皮手袋あれば付けてもらうと万が一噛まれたり引っかかれたりしてもけがをしにくい。」

今回のコウモリも保健所の指示に従って、素手で触らず捕まえて外に逃がしておきました。