公立中学校の部活動改革について議論してきたスポーツ庁の有識者会議は、「休日の部活動の指導を、来年度から3年かけ民間団体などに移行する」などとする提言をまとめ、6日、室伏スポーツ庁長官に提出しました。

学校の部活動をめぐっては、少子化の影響で部員が集まらないことや、指導する教員の長時間労働なども課題として指摘されています。

議論が活発化する中学校の部活動ですが、そもそも入部は強制なのか、自由なのか。
実は各自治体で対応が大きく分かれていることが取材で分かりました。


3日、鳥取県米子市内の会場では、西部地区中学校総体が行われ、ソフトボールやバレーボールなど、生徒たちが懸命にプレーしていました。

この部活動をめぐって、今、ある議論が話題となっています。

「部活動は全員参加ですか?」


会社員(40代)
「全員加入制でした。やりたいことが決まっていれば良いと思うけど、中にはやりたくなくて無理やり入る子もいるのでちょっとどうかと思います」
高校生
「全員加入制でした」
「同じく全員加入制でした」
「部活と勉強の両立が難しかったけど、部活をしていたことによって、生活習慣が安定しました」