5歳の男の子が「棒付きキャンディー」を誤って丸ごと飲み込む事故が発生したと、このほど、日本小児科学会が発表しました。
棒付きキャンディーを与えるのは何歳からが望ましいのか?また、家庭でできる予防策とは?


日本小児科学会によりますと、2021年11月、5歳1か月の男の子が、棒付きキャンディーを丸ごと誤飲する事故が発生しました。

男の子は、母親が運転する車の助手席で、棒付きキャンディーをくわえたまま眠ってしまい、目が覚めてあくびをした瞬間にキャンディーを棒ごと飲み込んでしまったといいます。

男の子自身が母親に伝え、すぐに救急外来を受診。緊急摘出手術を行い、命に別状はありませんでした。

キャスター 小崎純佳
「原因となった棒付きキャンディーのイメージがこちら。長さが7.5センチ、飴玉の大きさが直径2センチだったということです」

そもそも、棒付きキャンディーを与えるのは何歳ごろからが望ましいのでしょうか。
漫画・ドラマ「コウノドリ」の医療監修も行う、小児科医・新生児科医の今西洋介医師に聞きました。

小児科医・新生児科医 今西洋介医師
「きちんと座って舐めること、口にくわえたまま遊んだり、走ったりしないことがすごく大事で、そういった約束事が守れない年齢だと厳しい気がします。こういう問題って年齢で区切ることが難しくて、それぞれ子どもって同じ年齢でも発達が違うので、それぞれの家庭で判断してもらうといいと思います」

子どもに与える際は、口にくわえたまま遊んだり走ったりしないこと、会話したり笑ったりする際は、口から外すことを繰り返し伝え、子どもに理解させることが重要だといいます。

さらに…

小児科医・新生児科医 今西洋介医師
「たいてい誤飲するときは飲み込む瞬間を親が見ていない。家にあったものが無くなって、これ飲んだかもしれないと救急外来に来る」

万が一のケースに備え、すぐに気付いて対処できる環境であることが望ましいということです。

小児科医・新生児科医 今西洋介医師
「誤飲が発生した場所もデータでとっていて、半分以上がリビング。ご家族みなさんで気を付けてもらうといいと思います」