集落に細い枝道が多く、救急車が道に迷うケースがあったことから、山あいの住民たちがユニークな道案内看板を設置しました。
 
かわいい救急車の形をした道案内看板。
島根県浜田市三隅町井野周布地集落の入り口に設置されました。

発案したのは、地区に住む若菜洋子さん。
きっかけは、深夜、親の病気で、救急車を呼んだときのことです。

看板を発案した・若菜洋子さん
「救急を呼んだ際に、なかなか道がわかりづらかったんです。それを数回繰り返すうちに、何かやはり参考になるものがあったら互いにいいんじゃないかなと思って発案しました」

周布地地区には23世帯50人が住んでいますが、枝道が多く、救急車が道を間違えがち。
夜は地元の人でも迷いそうになるほどだと言います。

手作りの案内板は救急車の形で、夜でも目立つよう、数字には反射テープが貼ってあります。

県から看板設置の許可も取り、消防と相談して、地区内の分岐点16か所に設置しました。

看板を発案した・若菜洋子さん
「通報する側としても、何番の何々ですというふうにお伝えすれば、救急消防隊員の方に早く家まで来てもらえるので、協力というか情報提供させてもらっています」

「火災の時も役に立てるのでは」と若菜さん。
地元消防署は、番号と照らし合わせた住居の確認作業を進めているということです。