ウナギと並び夏場の滋養強壮に効果があるとされる、ドジョウの産地である島根県安来市で、夏の出荷に向けてドジョウの稚魚およそ203万匹が養殖する農家に引き渡されました。
民謡「安来節(やすぎぶし)」の、どじょう掬い踊りで知られる安来市では、休耕田を利用したドジョウの養殖が盛んで、現在34軒の養殖農家がドジョウを育てています。
稚魚のふ化や育成を行う「やすぎどじょう生産組合」では、5月にふ化した稚魚およそ203万匹を農家に引き渡しました。
養殖農家
「(出荷は)5グラムぐらいから。(体長)5センチぐらい」
養殖農家は休耕田で稚魚を育て、1か月半ほどで出荷できるサイズに育つということです。
養殖農家 山崎 茂さん
「小さいサイズは唐揚げに。これが(サイズ的に)いちばんよく出ますね」
組合では今年度3.5トンほどの生産を目指していて、7月末から島根県内や東京などに出荷する予定です。















