島根県に入った連絡によりますと、浜田保健所管内の医療機関で、腸チフス患者1人が確認され現在も入院しているということです。
島根県内での腸チフス患者の発生は2015年以来です。

腸チフスに感染したのは、島根県江津市内に住む20代の男性で、5月19日に南アジアから入国しました。

6月6日以降、39度以上の高熱や吐き気、腹痛などの症状が出て10日に医療機関を受診。12日から入院中で、15日に腸チフスと診断されました。

腸チフスは、腸チフス菌の感染によって起こる全身性の病気で、患者の便に汚染された食品や水が口から入ることによって感染します。

潜伏期間は2週間前後で、39度以上の高熱とともに発症し、脈が遅くなったり、ピンク色の発疹が胸や背中などに出るバラ疹、下痢などの症状が見られます。

現在、患者の接触者の健康調査が続けられていて、今回は南アジアからの入国後の発症ですが、国内感染の可能性もあり得るとしていて、保健所では手洗いの励行などの対策を呼び掛けています。