島根県 丸山達也 知事
「日本の大企業が集まる経団連のトップですよ。例えが適当か分かりませんが、子どもさんの粉ミルクにも関わる税金を増やせば良いんだと、平然と言われるって、日本社会もおかしくなっている感じがしますよ。生活の厳しい人が一番きつい目に遭う税制をやれば良いんだって、一番社会的地位の高い人が言うって、世も末な感じがしますよ」
丸山知事は、消費税の活用を進めるのであれば、所得税の累進課税の強化や法人税の税率引き上げを含めて議論すべきだとの考えを示しました。
島根県 丸山達也 知事
「申し訳ないけど、島根県の知事だけど、小さな県の知事だけど、そんなことを日本の経済界で一番偉い人が平然と言う時代なんだから、こっちは逆の立場で物言わないと、普通の生活をしている人の生活が成り立たなくなる。怒りを覚える。
私は声を大にして言いたいです。応能負担の観点を入れるべきだ。
経団連の会長の言っていることを聞いていたら日本は滅びるぞ。ま、滅びると思いますよ、と私は思います」
丸山知事は、社会保険料や消費税で財源を確保することは、国民の生活が厳しくなるのですべきではない、と自身の考えを述べました。