サバイバルゲーム・通称「サバゲー」。その競技人口は年々増えつつあります。
こうした中、島根県松江市の島根大学に、去年、部活が誕生!部員数はなんと約100人!
これには、サバゲーの聖地化を目指している松江市も期待を寄せています。
卓球台を壁にし大学の体育館の中で銃を打ち合う学生たち。島根大学サバゲー部のメンバーです。
サバゲーは、敵・味方に分かれ、エアガンでプラスチック製の弾を撃ち合うゲームです。

島根大学サバゲー部 部員(3回生)
「ゲームとかでやっている銃を撃ったりが実際にできるというのと、みんな初心者から始めているので、いくらでも上達できるし、みんなでどんどんうまくなっていくのが楽しい」
いまや全国で30万とも40万ともいわれるサバゲーの競技人口。
島根大学にも愛好家が多数いて、去年3月、大学公認の部活となり、今年の新入部員も合わせるとその数なんと約100人!人気のほどがうかがえます。

島根大学サバゲー部 部員(1回生)
「サバゲーする公園とかで、本格的なBB弾を使った遊びも結構楽しい」
サバゲー部では、屋外での活動に加えて、体育館や時には大学の建物内でも練習を行います。大学内では建物を傷つける恐れなどがあるため、赤外線銃を使っています。


こうした学生たちの盛り上がりを期待のまなざしで見ているのが松江市です。
松江市 上定昭仁市長
「全国から来ていただくことも海外に訴求することもサバゲーの聖地となるようなですね」

松江市は、利用者が少ない公園をサバゲー場として活用する取り組みを進めています。
おととしには「宍道総合公園 古墳の森」がサバゲー場として生まれ変わり、現在、島根大学の部員も利用しています。
松江市 公園緑地課 石本彰課長
「産官学一体となって松江発のスポーツサバゲーという風な形ができるようになるといいなと思う」

また、島根大学サバゲー部には、飲料メーカーや地元模型店など6社がスポンサーにつくなど注目を集めています。
島根大学サバゲー部 宮﨑翔部長
「ここまで大きくなったのと、スポンサーもついていることから、生半可な成果を得ることじゃダメだと思うので。これから大会等あれば積極的に参加していきたい」


松江市が掲げる「サバゲーの聖地」構想。
学生の力も加わり今後加速していきそうです。