島根県松江市の住宅街で連日、野生のサルの目撃情報が相次いでいます。
学校や保育施設近くにも出没していて、市はパトロールを行うなどして注意を呼びかけています。
松江市によりますと4月16日、松江市浜乃木でサルの目撃情報がありました。
翌日には松江市東津田町でサルの目撃が相次ぎ、19日までに合わせて6件の情報が寄せられました。

18日昼頃にサルを目撃したという男性に話を聞きました。
サルの目撃者
「サルは、そっちの交差点からずっと山の方に向かって行きました。電線じゃないですよ、地面を歩いていました。最初はデカい犬か猫かと思ったんですけど、よく見たら、あ、サルだって思って…」
サルが目撃されているエリアは住宅街の奥に山があり、市では、サルはそこからやって来たのではないかと見ています。
現在、けが人など被害の報告はないということですが、市はパトロールを行うなどして注意を呼び掛けていて、サルを見つけた場合は刺激せず、すぐ市や警察に連絡して欲しいとしています。