鳥取県米子市で初夏に大量発生する厄介な虫「ヌカカ」。
「スケベ虫」とか、地元では「干拓虫」などとも呼ばれています。
これまで、ドローンによる発生抑制の実証実験が行われてきましたが、この度、本格導入されることが決まりました。

米子市の弓浜地区で5月から6月にかけ大量に発生する「ヌカカ」。

体長1、2ミリほどの血を吸う昆虫で、かまれると長時間激しいかゆみを伴います。

大量発生する場所にちなんで「干拓虫」とか、こっそり服に入り込むため「スケベ虫」とも呼ばれる厄介者です。

園児は
「かゆくなる」
「かゆくなったり、かさぶたできたりする」

ところが石灰を散布すると土壌がアルカリ性になり、幼虫が生息しにくくなることが分かり、市では去年からドローンによる石灰散布の実験が行われてきました。

米子市 伊木隆司 市長
「検証結果を踏まえて今年度、令和5年度については石灰散布のドローンを活用した部分を拡大して実施します」