3月13日にマスクの着用が個人判断となってから4月13日で1か月がたちました。
私たちのマスクへの意識はどう変わったのでしょうか?


街で聞きました。
あなたは最近、コロナ対策でマスクを着けていますか?着けていませんか?

「着ける」と回答
「正直つけなくてもいいかなとは思うが、周りが着けている人が多いので、着けた方がいいのかなって」
「着けない」と回答
「僕はつけません。もう飽きました、着けることに。そろそろ皆が解放されてもいいんじゃないかと思う」
「時と場合による」と回答
「マスクは室内ではつけています。こういう公園とかだとつけないことが多い」

BSSが街で30人に聞いた結果、「着ける」は20人、「着けない」は5人、「時と場合による」は5人という結果に。

始業式や入学式が行われた学校では、マスクの着用は求められませんでしたが、マスクを着ける児童・生徒が多く見られました。

生徒
「周りがまだつけている人が多いので、外しにくさはありますね」
生徒
「やっぱ周りの見え方を感じたりしてしまいますね」

では、飲食店ではどうでしょうか。
島根県松江市の飲食店「京らぎ黒田店」で話を聞くと。

京らぎ黒田店 スタッフ
「まだ大半の方がマスクをしておられますね」

個人判断となってからは、とくにマスクの着用を呼び掛けていないということですが、依然、着けている人が多いとのこと。


「別にないんですけど、やっぱり安心感?」

「人がたくさんおられたら一応気持ちとしてマスクはして入ります。状況によりけりですよね」

京らぎ黒田店 スタッフ
「県内の地元の方はほとんどマスクまだしておられて、県外だと半々、団体のお客様でも半々くらいですかね。してない方半分、しておられる方半分ですかね」

県外からの観光客では、着用していない人が半分くらいとのことですが、慎重な県民性なのか、地元客はほとんど着用しているということです。

一方こちらは保育の現場・・・。

記者 持田ひかり
「屋外ではマスクの着用ほとんどなくなったということですが、屋内ではちらほらと園児の子たちマスクを着用しているようです」

鳥取県米子市にある認定こども園「かいけ心正こども園」。

この園では、屋外で過ごすときは、ほとんどの園児がマスクを外し、屋内でも着けている園児は2割ほどでした。

一方で、検温や消毒、給食の際のパーティションなどは現在も実施しています。

かいけ心正こども園 門脇知美副園長
「4月1日以降は3歳以上に関しては保護者の判断にということでアンケートをとらせていただいて、希望される方はマスクを着用してこられるということで、それぞれ登園してきている」

一方で、保育士については、感染対策の観点から屋外でも全員がマスクを着用しています。

こうした中、保護者からはこんな声も…。

保護者
「私の娘は今、年長ですけど、先生の顔を見て、3月にはお互い笑顔が見られて卒園できればと思う」

かいけ心正こども園 門脇知美副園長
「感染対策というのは今後も引き続き行いながら、子どもたちと先生たちの笑顔が直接触れ合える機会というのを楽しみにしていきたい」

1か月がたちますが、全体的にはまだまだマスクの着用が目立ちます。
5月8日の新型コロナの5類引き下げでさらにどうなっていくのか注目です。