1日午後3時半ごろ、島根県出雲市平田町の平田宍道湖漁港で、立ち寄った人が、エンジンがかかったまま放置されている知人の乗用車と漁船をみつけ、周りに人影がないことから、「知人の自家用車と船がエンジンがかかったままで周りに人がいない」と、110番通報しました。
通報を受け、警察と消防などが捜索していたところ、およそ1時間後、船と船の間で心肺停止の状態で水面に浮かんでいる男性を発見。救急搬送されましたが、病院で死亡が確認されました。
警察によりますと、死亡したのは、出雲市内に住む男性(69)で、漁業に携わっていましたが、現在は休業中だったということです。
また警察が家族から聞いた話によりますと、午前9時に男性が自宅で朝食を食べたあとは姿を見ていなかったということで、家族は男性が何時ごろ、どんな目的で漁港へ行ったのかわからないと話しているということです。
出雲警察署は、男性が何らかの原因で転落したのではないかとみて、詳しく調べています。