本には社会人10年目までの読者を想定し、年数を重ねる中で身に着けたいスキルアップ術が書かれています。

芳賀さん自身の経験や失敗から得た内容のほか、若手職員の生の声を取り入れるため、
若手職員6人とチームを結成。
意見を出し合い、より刺さる内容へブラッシュアップさせました。 

島根県企業立地課 塚本孝之 さん
「若手職員1部署目から3部署目まで幅広いと思うが、共通するのは付箋を使ったスケジュール管理やタスク管理、細やかな働く上でのテクニック。」

島根県文化国際課 高橋果歩 さん
「本当は上司にすぐ伝えないといけないことをそんなに大事なことだと思わずに、自分で溜めてしまっていて、(上司に)なんでもっと早く言わなかったんだと言われたりした。」

島根県人事課 坂根智美 さん
「周りが忙しそうなとき聞けない、聞けないことがあっても質問できない。」

こうして170ページに及ぶ本が完成。
なんと、発刊前に増刷も決定!
さらに、販売開始から1週間で重版。
一般企業で働く読者からも共感を呼んでいます。

島根県財政課 芳賀健人 課長
「この本は私1人でなくて、みんなで作り上げた本だと思っています。メールを1つずつくみ上げながら作った本。私だけでなく、島根県庁みんなで作ってきた取り組み。」