4年ぶりの本格開催へ向け着々と準備が進みます。
豪華絢爛な時代絵巻「松江武者行列」の開催を前に、参加者たちが甲冑などの着方を練習しました。

18日、島根県松江市にある松江市国際交流会館。
この日は、山陰両県から約40人が参加し、甲冑や打掛の着付講習会が開かれました。

松江の春の恒例行事「松江武者行列」は、松江城を築いた武将・堀尾吉晴の入城を再現。大勢の市民が参加して豪華絢爛な時代絵巻が繰り広げられます。

松江武者行列は、新型コロナの影響で2年間中止に。そして去年は、規模を縮小して行われたため、本格的な開催は実に4年ぶり。今回は一部コースを変更して行われます。

松江市観光振興課 小玉佳彦さん
「いつもは市街地・白潟天満宮というところから始まって、松江城に入るという形ですけど、今回は松江城をスタートして、周辺をぐるっと1周して松江城に帰ってくる」

4年ぶりとあって、講習会では初参加の人も多くみられました。

参加者
「2020年にしてみようかなと思ったけど中止になっちゃったんで、4年越し。もう頑張ります」
参加者
「武者行列を見たことは何度かあるけど、それを見て『かっこいいな』というのはあったので」

国宝松江城お城まつりの一環として行われる「松江武者行列」は、4月8日開催です。