ロシア外務省は4日、岸田総理など63人を入国禁止にすると発表しました。
そしてロシア政治の専門家、島根県出身の中村逸郎教授も入国禁止に。
教授に反応を聞くと、意外な答えが返ってきました。

ロシア外務省のホームページによりますと、入国禁止の対象となる63人には岸田総理や主要閣僚のほか、細田博之衆院議長や参議院の「沖縄・北方問題に関する特別委員会」で委員長を務める青木一彦議員も含まれています。

そして、ロシア政治の専門家、中村逸郎教授もリストに記載されました。
中村教授に話を聞くと、意外な反応が…

筑波学院大学 中村逸郎 教授
「なぜリストに入ったのか、おそらく私は本当のことを言い過ぎたのだと思います。
ロシアでは本当のことを言ってはいけない、それだけではなく疑問を持ってもいけないというのが、プーチン政権下でのロシア人の姿。
もし私がリストに入っていなかったら、私のロシア問題についての発言が、何らかのプーチン政権からの圧力を受けての発言と思われていたかもしれない。
リストに入ることによって逆にホッとしたというのが本音です」

中村教授は島根県大田市出身。
1974年、中村教授は山陰放送主催のアメリカ・カナダ研修に参加していて、この時の経験が、政治学を志すきっかけになったそうです。

今回の「入国禁止」。
中村教授はロシアの思惑について、次のように指摘しました。

筑波学院大学 中村逸郎 教授
「開戦宣言があるかもしれません。この開戦宣言はウクライナを戦場とするアメリカ・NATO軍との戦争です。
日本はアメリカと同盟国。ロシアと日本の外交断絶までにらんだリストの公表と考えられます」