鳥取県八頭町で8日に死んでいるのが見つかった野生のイノシシ1頭が、家畜伝染病の「豚熱」に感染していたことが分かり、鳥取県は10日、対策連絡会議を開きました。
鳥取県によりますと、8日に八頭町内で野生のイノシシの死体が見つかり、検査の結果、県内で3例目となる豚熱への感染が確認されました。
死体が見つかったのは、1例目と2例目のイノシシが見つかった場所からおよそ4キロ離れたところで、県の聞き取りによりますと、県内19の養豚場のブタに異常は出ていないということです。
ウイルスは土の中にも含まれるため、県は狩猟者や登山者らに対して、靴の泥を山で落として下山するよう呼びかけています。