頭痛、倦怠感、耳のかゆみ…症状が多様化
鳥取県米子市にある「武本クリニック」でも、今年は患者の症状が多様化していると話します。
武本クリニック 武本祐 院長
「数年ぶりに花粉症の症状が出たとか、初めて花粉症に似た症状が出たという方も拝見している状況です。もともとお持ちの気管支喘息の症状がやや強くなっている、そのような印象も受けます」
花粉症の症状を訴える患者の数は、例年の1.5倍ほどに増加。
それに伴い、例年に比べ、鼻水や目のかゆみだけではない、様々な症状を訴える患者が増えていると言います。

武本クリニック 武本祐 院長
「一般的な鼻水、くしゃみ、目のかゆみ、このあたりは皆さん訴えることが多いですけど、それに伴って、頭痛、倦怠感、だるさなどを訴える患者もいる印象です」
その他にも、肌荒れ、耳やのどのかゆみなど、症状は人によって様々です。
多様化する症状に、武本医師も「黄砂」の可能性を指摘していて、今年の「花粉症」はやはり一筋縄では行かないようです。