20日正午ごろ、鳥取県米子市蚊屋にあるJR貨物の伯耆大山駅構内で、入れ換え作業中の貨物列車1本が脱線しました。この事故でけがをした人はいませんでしたが、線路が隣り合うJR山陰線と伯備線が安全確認のため3時間余りにわたり旅客列車の運転を見合わせ、特急を含む26本が運休。シルバーウィークとも相まって、2700人の乗客に影響が出ました。

脱線したのはJR貨物のコンテナ列車のうち貨車2両です。

岡山方面への出発前に、電気機関車が後ろから列車を押す形で入れ換え作業をしていた所、先頭から2両目の後ろ側と3両目の前側にある台車(2台計4軸)が脱線しました。

現場はJR貨物の駅構内でしたが、この事故を受け線路が隣接するJR西日本の山陰線と伯備線でも前後の区間で一時運転を見合わせ、午後3時13分に安全が確認されたとして再開しました。

貨物列車側を含めて、この事故でけがをした人はいませんでしたが、山陰線の淀江駅から米子駅の間と、伯備線の岸本駅と伯耆大山駅の間で、運休など影響がありました。

運休したのは、伯備線の特急やくも6本と山陰線のスーパーおき2本、スーパーまつかぜ6本を含む列車計26本。また、特急やくも5本を含む7本が最大200分遅れ、およそ2700人に影響が出ました。

JR貨物によると脱線の原因は分かっておらず、脱線した貨車もまだ線路に戻せていないということで、伯備線の貨物列車運転への影響は続きそうです。