では、昔の絵馬というのは、どんな形をしていたのか。こちらは1300年前の「出雲国風土記」にも載っている松江市島根町の「加賀神社」。
歴史ある神社ということで宮司さんも…
加賀神社 金津英隆 宮司
「(自分で)46代というふうに聞いてますけど」
言い伝えで46代目なんだとか。さっそく絵馬を見せていただくと…
加賀神社 金津英隆 宮司
「こちらがうちの大絵馬になります」

拝殿に飾られていたのは、「大絵馬」と呼ばれる絵馬。
小さいものでも幅1.5メートル。大きいものでは3メートル以上。今よりはるかに大きなものを絵馬として奉納していたんです。
そして描かれているのは…
加賀神社 金津英隆 宮司
「これは源氏と平家の戦いを描いているんですけど…」
合戦の有名な場面や馬に乗った武将といった「武者絵馬」が多かったよう。
加賀神社の大絵馬は、200年前頃の江戸時代に奉納されたものが多いそうですが、当時の願いは…
加賀神社 金津英隆 宮司
「おもに『海上安全』の祈願。北前船が加賀の港を寄港地にした。日本海ですから波も高いですし、海上の安全を願って、これだけの絵馬が奉納されたということ」
北前船の寄港地として栄えた加賀の地区では、地元の人や船主が安全な航海を願ってこの絵馬を奉納したのです。
いつの時代も、どんな場面も、絵馬に願いを込める思いは同じ。神の馬に乗せた思いが、どうか、届きますように。















