公益財団法人ふるさとしまね定住財団は23日、財団が主催するイベントなどへの学生の登録情報が外部の企業3社に漏れていたとして謝罪しました。
原因は、職員とシステム事業者のシステムへの認識不足によるものでした。
漏えいした個人情報はジョブカフェしまねが主催する複数のイベントへの学生の参加情報で、本来、主催者の財団にのみ自動送信される情報が、過去に財団が、求人情報などをやりとりしたした企業3社にもメール送信されていたということです。
誤って送信されたメールは3社合わせておよそ3700件、およそ1200人分で氏名やメールアドレス、学校名などが含まれるものもあります。
19日に誤ってメールが送信されていた企業から財団に問い合わせがあり、発覚。
その後、すぐに、メール送信の設定を解除し、個人情報を漏えいした学生にメールや書面で説明し謝罪しました。
原因は、企業情報や参加者の個人情報を管理する2つのシステムに、同じブラウザで同時にログインするなど、複数の条件が重なった場合に生じる不具合だったということで、今後、システムを改修するとともに、作業手順の徹底を図るとしています。
なお、企業3社に漏えいした個人情報がさらに外部に漏えいした事実は確認されていないということです。















