鳥取県米子市内の飲食店で食事をした20人が、下痢や発熱などの症状を訴えました。保健所は、この店の食事が食中毒と判断し、18日から4日間の営業停止処分としました。

食中毒が発生したのは米子市茶町にある和食居酒屋です。

米子保健所によりますと、14日に来店した複数のグループのうち20人が、15日から17日にかけて、下痢や嘔吐、発熱などの症状を発症しました。

17日に市内の医療機関から「食中毒が疑われる患者を1名診察した」と連絡を受けた保健所が調査したところ、発症したのは、24歳から71歳の男女20人で、この店の食事以外に共通行動がなかったことから食中毒と判断し、18日から4日間の営業停止処分としました。

原因となった食事、病因物質は分かっていませんが、重傷者はなく、快方に向かっているということです。

保健所は、便検査などを行い、食中毒の原因を調査しています。