2022年も残すところ、3週間となりました。
11日、島根県松江市の国宝・松江城の天守では、1年間にたまった汚れを落とす恒例の「すす払い」が行われました。
松江城天守のすす払いは、松江葵ライオンズクラブが毎年行っています。
11日のすす払いには会員らおよそ50人が参加して竹ざおの先に笹を付けた、高さ5メートルほどの「すす梵天」を使い、天守の軒下などにたまったほこりを落としました。
参加者
「長いすす梵天は重いですね」
また、城の中の床や柱などは建物を傷つけないよう丁寧に雑巾がけを行っていました。
参加者
「あまり強くこすったらよくないので注意しながらやった」
「私の心もすすを払えたような気がします」
松江葵ライオンズクラブは、すす払いなどを通して国宝・松江城を大切する輪が
広がってほしいとしています。