島根県出雲市は3日、市内にある日帰り温泉施設で、国の基準値の6倍にあたるレジオネラ菌が検出されたとして、当面の間施設を休館すると発表しました。

国の基準値を超えるレジオネラ菌が検出されたのは、出雲市の「出雲平成温泉」です。

出雲市によりますと、先月26日に行われた定期水質検査の結果、男性用露天風呂から国の基準値の6倍となるレジオネラ菌が検出され、3日午後5時前、検査業者から施設に対し報告があったということです。

これを受け出雲市は、出雲平成温泉の全館(食堂除く)を、3日から当面の間休館としました。

これまでに、健康被害の報告はなく、今後の再検査で基準値を超えるレジオネラ菌が検出されなければ、営業が再開される見込みです。

この施設では、去年の同時期の定期検査でも基準値を超えるレジオネラ菌が検出され、10日間休館したということです。