18日も暑い1日となりましたが、お盆を過ぎて朝晩はやや涼しくなってきました。しかし、気を抜いてはいけません。
お盆休み明けの今、熱中症の危険性が高まる時期なんです。
記者 土江諒
「お盆休みも終わり、きょうから仕事という方も多いと思いますが、今こそ熱中症に警戒が必要です」
その理由が。
秀黄内科クリニック 門脇秀和 医師
「7月から暑熱順化、暑さに慣れようと運動とかして体を鍛える方もいるが、やはり少し体力が落ちる、冷房に慣れすぎてしまったりで、汗をかくのが下手くそというか、しにくくなっている」
お盆期間中に冷房の効いた室内で過ごす時間が増えるなどして、いったん慣れたはずの暑さに体が再び対応できなくなっている可能性があるとのこと。
秀黄内科クリニック 門脇秀和 医師
「のどが渇き始めたらではちょっと遅いかも。例えば朝出る前、できれば500mlでは少ないです。500mlからできれば2Lくらい。今からかく汗の分を先にとってから出るようにしましょうと指導している」
外出前はたっぷりと。
外出後はこまめな水分補給を心がけ、スポーツドリンクやバナナなどでミネラルも補ってください。
そして、水分とエネルギーが一緒に補給できるヨーグルトもオススメです。
再び暑さに慣れるまでには2週間程度かかるということで、1週目はウォーキングや入浴を、2週目は室内でもできる軽めの運動と入浴でじんわりと汗をかき、暑さに負けない体を作ることが大切です。
18日の鳥取・島根両県での熱中症疑いの救急搬送は8件、年代は60代から90代でした。このうち5件は午前中の搬送で、暑くなり始める午前中も油断は禁物です。