選挙前から議席を大きく減らし参議院でも過半数割れとなった与党ですが、石破茂総理は21日、自民党本部で会見し「政治を停滞させないよう比較第一党としての責任を果たしていかねばならない。」などとして、続投する意向を示しました。

石破茂 総理
「ここから先は、まさしくいばらの道であると。」
「より真摯に丁寧に、他党との議論を深め、赤心報国の思いで、国政に当たってまいります。国民の皆様方、各党の皆様、御理解と御協力を心よりお願いを申し上げます。」
選挙結果を受けた自民党の臨時役員会の後、公明党の斉藤代表との党首会談で自公の連立を維持することを確認した石破総理。
この後、自民党総裁として臨んだ記者会見で、選挙の結果に対し重大な責任を痛感するとする一方、アメリカの関税措置や物価高、自然災害に対する対応、厳しく複雑な安全保障環境など国難に直面する中にあって、国政の停滞は許されないとして続投する決意を示しました。